Pricetone Mandolin F5-style (No.33) - 手放しました -





Lewis Price 2002年4月製作 Pricetone“F5-style”マンドリン です。
サウスカロライナ在住のルシアーのハンドメイドです。
これもあまり有名ではない楽器ではありますが、現在、名バンジョー&ギタープレーヤー Don Reno の息子さんの Dale Reno という方が使っています(以前は Tucker を使っていましたが2000年頃に持ち替えたみたいです)。
ちなみに今彼は Hayseed Dixie という半コミックバンドもやっていて、ハードロック(AC/DC とか KISS 等々)をブルーグラスで演ってます。めちゃめちゃおもろいです。そこでは(ビデオとかみる限り)Rigel を使っている様です。

Side, Back, Neck : Curly maple
Top : Spruce
Fingerboard, Bridge : Ebony
Nut width : 1 1/8
No. of Frets : 21
Bracing : Tone Bar
という仕様ですが、はっきりした事は判りません。スプルースは多分シトカだと思います(が、全く自信無し)。サイド・バックのメイプルの木目は Hicks に劣らず素晴らしいです。また、ラベルは貼られて無くて、バックの木に直接ペン書きされています。

実はトラスロッドが入っていなくて迷ったんですが、一応ファイバーのネックロッドが仕込んであるので購入に踏み切りました。
Hicks はフラット指板なんですが、こちらは10インチのR付指板で、フレットもバンジョー用のものでかなり太めです。パウア(アバロン)のヘッドインレイも奇麗です。
ポジションマークも独特です。ちょっとデカすぎるとは思いますが(^^;

こいつにはテールピースはいわゆるスタンダードなギブソンタイプではなくて、Randy Wood Frequensator というのが付いています。超高級・高品質・高音質マンドリンのルシアー Randy Wood のオリジナルパーツですな。多分超レアパーツ。これだけでも高そう。(ちなみに Pricetone の標準仕様はアレンタイプです。)

で、もともとロアータイプの Sullivan ブリッジなんですが、やっぱり Fishman のブリッジ内蔵ピエゾピックアップ&コンデンサマイクセット(M-200M)を取り付け予定です。
ま、これは私のデフォルト仕様なので。

(本当は Sullivan ブリッジに L.R.Baggs と Hills ミニマイクが付いたのが欲しいんやけど高くて...。
それとネックの仕込み角が Hicks に比べてかなり浅いため(写真を見ていただくとよく判ると思います。サイドの厚み、トップ・バックのカーブの形状、ネックの仕込み角、ネックの厚さ・太さと、見事に違うコンセプトで作られている2本です。)今のブリッジでも一番低くしてあるので、Fishman のブリッジががうまく取り付けられるかどうかが結構心配。)

※2006年8月5日追記 Fishman 無事に取り付け完了。

※2006年9月2日追記
かなりきわどい作業(埋め込まれたピックアップギリギリまで削り込み、しかもR付、台座も中央部はヤバイくらい削り込み)で取り付けられた Fishman なんですが、もっと弦高が下げたくて8月26日に再度入院させました。
高さ調整ボルトの頭もすでに飛び出ている状態だったので、一旦抜いて短く切って付け直し、ブリッジはギリギリまで削って、ナットも低く切り直してもらいました。Fishman の限界に挑戦!(^^;;;
わがまま言ってご免なさい -> Acousutic Harmony さん

 ※2006年7月24日入手 2009年8月6日放出



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Last Update : 5 / Aug / 2009